2012年6月10日日曜日

店舗のおまけシールに


500 円毎にシールをくれる店があったとして、後もう少しで 500 円になるのになるから、ちょっとこっちのものも買ってしまおう、なんてのは (一部の人には) よくあることと思う。
半分 (250円) を越えてない時はあきらめるぐらい理性的だったとしても、価格の合計を 500 で割った余りは、250-499 円の間に来ることになる。価格がランダムだったと仮定した時の平均の余りの金額は 375 円だ。ということは平均して 125 円余計に買うことになる。
対して戻りのほうは?シールが次回のおまけになるとしても、景品になるとしてもその換算率は 1% 程度だろう。つまり 5 円の戻りを求めて 125 円支出していることになる。
まあ、納得できる人はそれでもいいのだろうが、値頃感を掴んでおくのは無駄ではないと思う。

2012年6月8日金曜日

Tern Link Uno

あれから時々接続部に注意しているが、キシキシ音が止まらない。いや、止まらないわけではなくすぐに再発する。音がするたびに接続部を開けているが、やはりホコリが溜っているようだ。

接続が弱いのかとネジを締めてみたが駄目。どうも隙間があってそこから砂ボコリが入り、そして入る度に音がするようだ。

あんまり気にしなくていい話なのかな?


2012年5月30日水曜日

csv に数式を


csv を吐くプログラムを作っているが、時々数式が入っているといいなあ、と思う部分がある。しかし csv には数式が使えない (と思っていた) ので、じゃあどうすればいいんだ?

モジュール入れて xls を吐かせる手もあるかもしれないが、どのぐらいの環境で動くもんなのだろうか?主な利用環境は Linux と Win だが、それぞれにコードを書かねばならないようでは面倒くさい。SYLK ならそんなこと考えなくてもよいと思うが、調べてみるとフォーマットが少々複雑。

でもググってみると、実は単に = で始まる文字列として書いておけばアプリ (例えば libreoffice) のほうで数式と解釈してくれたりするらしい。へえええ、ってなもんだ。


2012年5月28日月曜日

X11落ちたー、落ちたー、落ちたー


面倒なバグに遭遇した。環境は debian wheezy x86_64。今日 dist-uprade したばかり。
最近時々 X11 が落ちて困っていたのだが、どうやら状況が判明。

uim-xim (1.8.0-2) + openbox (3.5.0-3) な環境で
evince (3.4.0-2), gtkpod, zenity など (多分 gtk-3 を使ったやつ) を起動し
窓が大きくなる方向にリサイズした後に、タイトルバー直下あたりのなにもないところをダブルクリックすると"openbox received signal 11" で落ちるというもの。

uim-xim がなければ大丈夫、twm なら大丈夫、openbox の設定ミスかと思ってデフォルトの rc.xml を使うようにしても落ちる。こんなんどうしろと...


とりあえず ~/.config/gtk-3.0/gtk.css に
* {
    -GtkWindow-resize-grip-height: 0;
    -GtkWindow-resize-grip-width: 0;
}
を入れる、によって落ちついたかんじ。リサイズも出来ている。



2012年5月24日木曜日

Tern Link Uno


Tern Link Uno から、どうもキシキシというかキンキンというかピシピシというかそういう音がしている気がする。しかしどこから音がしているのかよくわからない。増し締めの季節かとも思ったが、そんなにネジのある個体でもない。(それでも締めたが)

ふとした時に、フレーム中央あたりから音がしているんじゃないかと気付いた。折り畳みなので中央には継ぎ目がある。開けてみると砂がはさまっていた様子。それを取り除いたら音が消えた。この前豪雨の時に折り畳んだのだが、その時入ったらしい。

折り畳む際には汚れに注意、ということですな。


2012年5月21日月曜日

google-chrome の proxy 対応


google-chrome の proxy 対応、最近はどうなっているのかと思っていたが、使えるようだ。でも設定を見にいくと、「システムのデフォルトを使うのでそっちで設定しろ」みたいに書いてある。

ただ、コマンドラインから設定することは可能です。フラグや環境変数の詳細については man google-chrome をご覧ください。 ともあるので、そっちで試してみた。

やってみたいのは proxy ではなく ssh トンネリングなので、まず

ssh -D 8080 user@remoteserver

で接続、次に

google-chrome --proxy-server="socks://localhost:8080

で起動すると... いけるやん。

内部は直接、外部は proxy ってできるといいなあ、と思ったら --proxy-pac-url=URL というオプションがある。firefox で時々使う pac ファイルを指定してみたが、どうも皆 direct になってしまったようだ。Linux 64 では未実装なのかな。


2012年5月16日水曜日

リスクの話


現在、日本の人口が 1.3億人で、交通事故による死者が 5-6 千人/年だ。これをおおざっぱに計算すると (0.5/1万^100)、生涯のうちに交通事故で死亡する確率は 0.5% ぐらいになる。

また、バブルな頃の日本では 1 万人/年以上死んでいた。これまたおおざっぱに計算すると生涯で 1% ぐらいの死亡率だ (1/1万^100)。もし今の交通事情がバブル期のそれに戻るとして、それを避けるためにどのぐらいのコスト (現金なり労力なり) をかけてもいいと思うだろうか?


一方、今回の原発事故で、生涯に 100mSv 以上を浴びる人ってのは、原発作業員以外にはほぼいないと思うのだが、もし 100mSv 浴びたとすると、LNT 仮説によればガン死の確率が 0.5% 上がる。つまり交通事情がバブル期に戻るのと同じだけ危くなるって話だ。


理屈から言えば、この放射能を避けるためにかけてもいいコストというのは、上で考えたコストと一致するはずである。(危険の程度 (=0.5%) も結果 (=死亡する) も似たようなものなので)


一致しない?まあ人間理屈じゃないからね。


2012年5月14日月曜日

iptables-persistent


iptables 系の再設定が面倒で古い iptables に付いてきたスクリプトを使い回していたのだが、squeeze の update で (rc まわりがかわるので) iptables-persistent に更新。

使いかたは簡単で、一通り設定した後、

iptables-save > /etc/iptables/rules

としてやれば毎回同じ設定で起動する。

中身を見ると iptables-restore

ところで、ip6tables-restore の行も ip6tables-persistent もないようだけど、そっちはどうするんだろう?


2012年5月11日金曜日

ipod without itunes


娘が ipod Shuffle にいろいろ曲を入れたいらしいので、Windows におけるそのへんの環境をちょっと調査。デフォルトは iTunes なのだろうが、画像も動画もテキストも入らない shuffle にディスク 150MB も使ったりリッピングや動画変換や iTunes Store や iPhone の管理機能なんかが付いたヤツはオーバースペックすぎんじゃね、JK?機能の 9 割以上を使わんですよ。(プログラムサイズ的な意味で)

"ipod without itunes" あたりでググってソフトを見つけてきたが、いろいろと使えない。以下紹介と詳細。

* Copy Trans Manager
挙動も軽さも特に問題ないのだが、DB を update した後に聞くとボイスオーバーがおかしくなる。具体的にはどのプレイリストも「プレイリスト 0」と言われる (通常は 1,2,3,... )。Shuffle でこれないよなあ。プレイリストを全部作りなおしても駄目。
フォーマットしてから入れ直そうとしたら、「iTunesDB (/iPod_Control/iTunes/iTunesDB) がありません」と来て、ヘルプを見ると「最初の一曲は iTunes で入れて下さい」と来る。「iTunes なしで管理できます」とかどの口で言うか。

* SharePod
表示にちょっとヘンな部分があり、楽曲が多すぎると最後のほうの曲が隠れて見えないことがある。それを除いた使い勝手はいいが、保存してもプレイリストが更新されない。フォーマットしたところに入れることができないのはこれも同じ。

* ephPod
Download に行くと Copy Trans のサイトに飛ばされる。これは進化前なのかな?
曲の一覧の表示がよくおかしくなる上に書き込もうとするとエラーがでて失敗する。

* YamiPod
純正の iTunesDB が必要な上に現行のバージョンのものは認識できない。

* Floola
Windows 版を落してきて入れたが、メニューその他がよく知らない (おそらくラテン系の) 言語になっている。言語を切り換えられるという話だったがそもそもそこが見つからない。その割にはドネーションウザい。使いものになるか判断する前に求められてもね。(商用ソフトでもそう思う。試用期間を入れるべき)

* Pod 野郎
すまない。プレイリストが使いたいんだ。

* SongBird その他
アイコンは可愛いがファイルを放り込みたいだけで「音楽統合環境」が欲しいわけじゃないので...

linux で使っている gtkpod にしても gnupod にしても iTunes はまったく不要で vfat でフォーマットしたところに放り込めるし、動作がおかしくなることもないのだが、Windows のソフトでそのレベルに到達しているものは見付からなかった。いろいろ諦めて iTuens を使わせるしかないだろうなあ。ゴキブリ潰すのにスリッパではなくメテオストライク使うようなもんだが。


2012年4月22日日曜日

研究所一般公開 (2)


今日も一般公開へ。

産総研に行ってみたが、春はこじんまりらしい。紫外線ストラップを狙っていったのだが、整理券を配布する 1 時間前でも既に人が多すぎで断わられている状態。挙句に早めに整理券を配布し始めるのでは、なんの為に時間が書いてあるのやら。毎回馬鹿馬鹿しいと思うのだが、ハンコみたいに抽選にする気はないのかね?

地質標本館は「オマーンの地質」みたいなのをやっていて、ちょっと期待していたのだが、昼だけ休みになっていた。きっと偉い人が見に来るんだろう。そういう時は警備の関係上休みになったりする。


産総研が良くなかったので物材研にも行ってみたが、こっちもこじんまり。ベーゴマもらった。

それからちょうどタイミング良く、鉄の鋳造を見ることが出来た。電気炉で溶かした鉄を砂型に入れて... という奴。鉄の融点は 1535度だが、炭素を大量 (3%とか) に入れることで、融点が 1150 度ぐらいまで下がるとか。そんなに下がるもんですか。実演では 1500 度ぐらいまで上げて使っていたが、鉄がトロトロではっきち表面張力が見られる状態。不思議な気分だった。

実演では鉄、炭素の他に金属シリコンも入れていた。これは不純物を付けてカラミを作るんだろうなあ、と想像したが、そもそも使っているのが電解鉄なのでそんなに不純物はないだろう?余分な炭素を取るのかな?でも炭素とシリコンでは付かないよなあ。
[シリコンを加えることにより、黒鉛の分布が均一となって靭性が増すらしい。シリコンが足りないとチル組織が出来て、硬度は増すが靭性は減る。鋳鉄ってのはまた違った物性があるんだなあ。]


そこもすぐに終わったので、高エネ機構へ。これまたこじんまりで、常設展と B ファクトリーを見たぐらい。

帰りに大穂のミラに寄ってカレー食べて戻った。大穂のミラって他店より初期の頃の味を残している感じで旨いかも、とはつれの言。


2012年4月21日土曜日

研究所一般公開


昨日今日明日ぐらいはここいら一帯一般公開の日。

まず午前中に自動車研究所。つれから「移動した」という情報をもらったのであちこち探したが、結局一歩も動いていなかった。まあ大きさは小さくなったかもしれんが。
電気自動車とか実験用のダミーとかシャーシダイナモとか衝突体験とかシミュレータとか見る。特にシミュレータはトロイダルな壁面にハイビジョンプロジェクタが 12 台付いていて... といったなかなか豪勢なもの。それでも自動車がカーブするのを再現しようとすると表示が追いつかないので、映像ではなく車のほうを廻すといった凝りよう。すごいもんだ。

衝突体験は 5km/h でぶつかる、というものだが、なかなかガツンと来る。
小型トラックの自動運転もやっていたようだが、タイミングが合わず見られなかった。
展示以外では自転車と自動販売機が多いのが印象に残った。自販機が特に安くなかったのもちょっと驚き。それからお茶のサークル (?) でもあるのか茶会をやっていたのでおいしくいただいた。


午後は農水方面。まずは動物衛生研究所。獣医体験が出来ると聞いて、娘が一番楽しみにしていたところだが、都合のため中止。普通の展示になっていた。(それでも楽しげではあった)

いろいろ聞いたが、特に BSE の話がおもしろかった。感染組織を数グラム食べさせただけでも感染するとか、一度で感染しなくても続けて食べさせていると感染するとか。となると閾値があるわけではなく、確率的に感染するのだろうか?
英国での感染者はもっと大量に食べていたことから「人間は牛よりも耐性があるんですかね?」と聞いてみたところ、「一度の渡英歴しかないのに感染した日本人の話もあるので、そうとも言えない」と言われた。なるほど。これもまた確率的影響であるとの証左になるかなあ。

また、プリオンの存在箇所は神経組織のみかと思っていたのだが、腸の一部 (回腸末端部) にも溜ると知った。へえええ。それから牛の胃がいかに大きいかも知った。
ひと通り見たあとはリサーチギャラリー。新品種のサツマイモで焼き芋の試食をやっていたのでありがたくいただく。中に入ってからは米の麺 (タイのフォーとかライスペーパー風) をいただき、虫や線虫を見てからまた焼き芋をいただいた。


食べた後は農業生物資源研究所。DNA を抽出したり、DNA ストラップを作ったり、無菌操作でトマト苗を植え付けたり、分子模型を作ったり... というあたりで時間切れ。サイエンスカフェがあったのでそっちにも寄りたかったが時間がなかった。ここではスタンプラリーの景品にカイコのマユを配っていたのだが、これをどうしろというのだろう?

今回はいつもと違ったところに行ったせいか、なかなか楽しかった。


2012年4月9日月曜日

gpg2


gpg でパスフレーズをファイルに入れておいて暗号/復号しているが、arch linux で突然使えなくなった。

と思ったら gpg2 では "gpg --batch --no-use-agent --passphrase-file password.txt" とする必要があるようだ。パスフレーズの入ったファイルのパーミションも 600 あたりでないと駄目な模様。


2012年3月29日木曜日

iPod_Control/iTunes/iTunesShuffle


今でも時々第一世代の iPod Shuffle を使っているが、いつの頃からか shuffle モードが使えなくなってしまっていた。そっちのモードに入れると再生出来なくなる。

売りの shuffle が使えないんじゃなあ、と思っていたが、iPod_Control/iTunes/iTunesShuffle ファイルがないためと判明。

iTunesShuffle file にはシャッフルリストが入っていて、適宜 (リストを使い終わった時とか) 再作成されるようだ。

play/pause ボタンを 3 連打すると作成してくれる、とあるので打ってみたら、shuffle モードが使えるようになった。フリーズっぽい挙動をしていたので嬉しい。


2012年3月14日水曜日

CUPSで一苦労 (2)


CUPS 続きっぽいの。

"駅すぱあと" のページを印刷してみたが、ローカルから raw プリンタ相手に送ると (ローカルから誰が造ったか不明の pdf が送られてサーバの gs で処理) 印刷まで 3 分以上、ローカルで ps プリンタ相手に送ると (ローカルの cups が生成した postscript が送られてサーバの gs で処理) 1 分強、firefox が吐いた ps を lpr で送ると (firefox の ps を サーバの gs で処理) 数秒。小さくても画像が入ると遅くなるかんじ?
ちょっと設定が簡単になったりネットワーク上のプリンタを見つけ易くなったりした代償がこれでは割に合わん。

サーバの debian squeeze にいれた lprng は、apt-get dist-upgrade したら削除されてしまった (そういえばそれで何の不満もなかった lprng から乗り換えようかと思ったんだった)。今は "echo 'lprng hold' | dpkg --set-selections" で hold してあるが、これって新しいバージョンが来た時はどうなるんだろう? (そうそうは来ないだろうが)
unhold するには "echo 'lprng install' | dpkg --set-selections" だそうな。

でもまあ、問題が判ったので cups でもなんとかなるか (というより lprng にしても解決しない)。要するに、gs に pdf が渡らないようにすればそれなりに使えるはず。
サーバのほうは 3 つのキューを造った。

1. raw (プリンタ直結っぽい、windows 用)
2. Epson-LP-xx00-escpage.ppd を使うやつ (内部的には gs -sDEVICE=escpage)
3. Epson-LP-2200-eplaser-jp.ppd を使うやつ (内部的には gs -sDEVICE=lp2200)

2 と 3 とは似たようなもんだが、変換は 3 が速く、データは 2 が小さい (ので転送時間が短い)。
それから、後の利用も考えて cups-lpd も設定した。余計なポートが開かないように inetd ではなく tcpserver で起動する。

/usr/bin/tcpserver -H -R -u 7 -g 7 -x /etc/tcpserver/cups-lpd.cdb 0 515 /usr/lib/cups/daemon/cups-lpd -o document-format=application/octet-stream &

uid 7 は lp、アクセス制御ファイルである cups-lpd.cdb は、localhost と プライベートアドレスのみに限定する内容。

クライアントのほうからはサーバで設定したプリンタが全部見えているが、そのまま使うとクライアントから pdf が飛んでいくことになって、Epson-LP-xx00-escpage のほうはエラーを吐いて止まるし、Epson-LP-2200-eplaser-jp のほうはえらいな時間がかかる (3 分コース)。そこで、

プリンタードライバー: Generic PostScript Printer Foomatic/Postscript (recommended)
接続先: http://print_server/printers/escpage

なエントリを作成してそれを使う。つまりクライアントの cups を経由してサーバの cups に転送する設定を造ったわけだ (馬鹿みたいだが)。こうすることにより、クライアントから pdf が飛ばず、cups が造った postscript が送られることになる。これも大概遅いが (1 分コース)、pdf を送った時程でもない。

サーバに lpd を入れたのは、クライアントの lpr を使えるようにするためだ。サーバはそのまんまで cups のキューが見えているが、クライアントのほうは /etc/printcap を設定する必要がある。昨日と同じだが、
lp|remote printer:\
        :lp=:\
        :rm=192.168.9.1:\
        :rp=escpage:\
        :mx#0:sh:

としてやれば、アプリが造った ps を使い、クライアントから "lpr output.ps" で印刷できる。もちろんこれが最速だ (秒殺)。

もしかしたら遅いのって EPSON プリンタだけなのかなあ?


2012年3月13日火曜日

CUPSで一苦労


印刷の調子が悪いのでまた CUPS。Linux 使っていて一番苦労するのは印刷だな。

どう悪いかというと、単に相当時間がかかったり、あまりに遅くてストールしてしまうあたり。ある 8 ページのファイルなんかは食事から戻ってきてもまだ印刷出来ていなかった。汎用機の時代のようだ。(超高いインパクトプリンタを使っている場合を除く)

CUPS は何をやっているのかさっぱり見えないので、とりあえず受けて (フィルタ通して) プリンタに送るだけのお仕事しかしないサーバのほうは lprng に変更。入れるのは apt-get で一発。

とりあえず昔使った printcap をそのままに lprng を起動する。基本的に直結か、"gs -q -dDuplex -dNOPAUSE -sDEVICE=lp2200 -r600 -sOutputFile=- -" ぐらいしかやってない簡単な奴。これに test.ps を流し込むとすばやく綺麗に印刷出来た。

次にデスクトップのほうの CUPS をこれを使うように設定してやる。ポートを "lpd://print_server/lp" (デフォルト、postscript を入れると gs で変換してプリンタに送る) にしてやり、Generic Postscript プリンタを選べば終了。のはずだが印刷出来ない。エラーは "/usr/lib/cups/filter/foomatic-rip failed" とか。

このエラーに関する情報はほとんどない (というか、「そのエラーだけでは判らない」という情報は見た) のだが、ネットまわりが怪しいと直感したので、nmap を使って調べてみるとサーバのポートが開いてない。これは
/etc/lprng/lpd.conf に
lpd_listen_port=515
を書けばいいとすぐ判った。

で、再起動したがやっぱり駄目。"telnet print_server 515" として見るが "no connect permissions" ではねられる。nmap で見ても開いているし、サーバにログインして "telnet localhost 515" は大丈夫なので、daemon が動いてないのではなくどっかにアクセス制御があるらしい。(もちろん /etc/hosts.lpd ではない)

これを探すのは苦労したが
/etc/lprng/lpd.perms の関係部分を
#REJECT NOT SERVER
のようにコメントアウトすれば良いと判明。うん、そのまんまだね。
ただ、開けたくないポートもあったので、最終的には
ACCEPT SERVICE=X REMOTEIP=192.168.0.0/255.255.255.0,127.0.0.0/8
REJECT SERVICE=X
みたいな設定になった。ひとつだけポートを開けりゃいいってことなら
/etc/lprng/lpd.conf に
lpd_listen_port=xxx.xxx.xxx.xxx%515
でも OK。複数書く方法もあるんじゃないかと思うのだが、見付けられず。

ついでなので、Desktop のほうの CUPS にいくつかプリンタを追加した。ひとつは手元で変換して raw printer に送るやつ。ポートとして "lpd://print_server/raw" (まんま。何もしないで受けたものをそのままプリンタに送る) を選び、プリンタドライバに EPSON LP-2200 を選ぶ。もうひとつは、考えてみりゃプリンタサーバのほうは postscript を受ける前提で作ってあるんだよなあ、ということでポートとして "lpd://print_server/lp"、ドライバとして raw プリンタを選んだ。これで手元のアプリで出来た postscript ファイルがそのまんまプリンタサーバに送られるはず。

整理すると
1. local filter : ps => server port : ps を受けて gs を通りプリンタへ
2. local filter : lp2200.ppd で escpage => server port : プリンタ直結
3. local filter : なし (アプリ製 ps) => server port : ps を受けて gs を通りプリンタへ
ができたわけだ。

と、色々苦労して (一番苦労したのはネットワーク) 設定したのだが、全然早くならない。なんで?

2. はすぐ判った。手元で gs を通過するのに分単位で時間がかかり、出来たものがネットを通るのにまた時間がかかっている。他は?
少なくともサーバ側は何をやっているのか判るので、フィルタ中にデータをトラップする設定を書いて調べてみた。すると 1. は ps を送っているのだが、3. は pdf を送っていることが判明した。どうしてこうなった?

1. は ps ではあるのだが、ブラウザなどに直接吐かせた ps に比べると異様にでかい。中を見ると ascii decode してあるようだ。そのせいかどうかは不明だが、それを gs に解釈させると数倍以上の時間がかかる。そこで遅くなっているらしい。もちろんサイズが大きいのでネットワークに時間がかかっている部分もある。
だいたいの感触だが、同じブラウザに同じページを吐かせた時、gs が pdf を解釈するのには ps の 10 倍ぐらいの時間がかかる。ブラウザの吐いた ps と cups が造った ps とでは、1.5 倍以上かかっている。

結局、ブラウザ等に直接吐かせた ps をサーバに転送、lpr に送るれば待ち時間なく出力できるはずのものが、cups を入れることによって余分な変換を何度もかまされ、データもでかくなってしまってストールしていたわけだ。「CUPS で簡単印刷」とかどの口で言っているのだろうか?

しかも腹の立つことに raw プリンタですら pdf を送る仕様になっているために、一番単純な構成を組むことが出来ない。そいつが CUPS のせいかのかアプリのせいなのかというと... よくわからん。Firefox の場合は、pdf ファイルに吐いたのも raw に送るのも同じ内容だが、google-chrome だと異なる。なんなんだ?
(Firefox もいつも同じというわけではないようだ。理解不能。)
"Generic text-only printer" っていけそうかな?と思ったが駄目。"client-error-document-format-not-supported" なんて言うところを見ると、text-only かどうか判断するフィルタがあるのだろう。余計なお世話だっての。

lpadmin あたりでなんとか出来そうな感じだったので、いろいろ試すがやっぱり駄目。単純にしても (lpadmin -p test -E -v lpd://192.168.0.1/ps ぐらい) pdf を吐く。勘弁してくれ。

まあ cups の lpr は入れて設定したので、なんなら手元で ps 作って lpr にかけりゃいいや。リモートに出すための printcap の設定はこんなかんじ。
lp|remote printer:\
        :lp=:\
        :rm=192.168.0.1:\
        :rp=ps:\
        :mx#0:sh:
rm にサーバ名かアドレス、rp にキュー名を書く。

ついでなので 他所で発見した lprng で foomatic-rip (PPD, OpenPrinting から持ってくる) を使う設定を書いとく。CUPS の優位ってこれだけだよな。
psf|post scriput printer with foomatic:\
        :lp=/dev/usb/lp0:\
        :sd=/var/spool/lpd/pdf:\
        :af=/usr/local/lib/Epson-LP-2200-eplaser-jp.ppd:\
        :if=/usr/bin/foomatic-rip:\
        :lf=/var/log/lp-errs:\
        :mx#0:sh:

lpr/lpd の頃も苦労したもんだが、それはデバイスが対応してないから苦労したって話であって、それ以外の部分は単純で一度書けばずっと動いたもんだった。今はデバイスのほうはちゃんと対応しているが、身内の CUPS が裏切りやがる。


2012年3月2日金曜日

ただいまの Firefox addon

Downloadhelper
FireGestures
Flashblock
New Tab Homepage
TranslateMenu
UserAgentSwitcher
Google translater for firefox



2012年2月21日火曜日

つくば市であった松永和紀講演会の感想

松永和紀さんの講演会があるというので行ってきた。場所はエポカルつくばの国際会議場。

 紹介があって 2 時間程度講演。
冒頭に「メディアによる情報災害が起っている」というつかみがあって、放射線の影響、ほどほどにリスク管理をしていこうという話、新基準値の話とこれまで のモニタリング結果 (現状の内部被曝は少ない)、放射線検査の意味 (高線量のものを検査で堰き止めているわけではない。現状把握と対応のためのもの)、商業主義の酷いメディアの報道について、リスクアセスメント... あたりで時間切れ。

以下質疑と感想。
 (Q1) あらゆる情報にはバイアスがかかっていると思う。意見を聴くと、原発推進派かどうか考えるようになった。ICRPの基準も原発が成り立つがどうかで決めたと聞いている。従って ICRP の基準にのっとってやるというのはどうか。
 (A1) それでも ICRP は一番信頼できる団体だ。ECRR といったものもあるが科学的ではないと思う。バイアスはもちろんある。
 (I1) 意見の正確さと、原発に対する賛否は無関係。ICRP の基準は疫学的な影響が見られない部分、つまり ND の部分において、原子力産業が労働者の安全をどう守るかその基準を示したもの。健康影響の無い部分でどう線を引くかという時に、経済的な基準で線を引こ う、となっても何の不思議もない。むしろ100mSvまではなんでも OK、になっていないことに注目すべき。

 (Q2) 米国科学アカデミーの報告によれば、100mSv でガン死が 40/100 から 41/100 になるとあった。また、広島長崎の解析から 10mSv で胎児に影響があるというものがあるがどうか。
 (A2) 米国科学アカデミーの報告も読んだが、数字については記憶していない。日本ではガン死の率はもっと低いと思う。
 (I2)  前半はそんなもんだろう。後半はにわかには信じ難い。広島長崎の調査は事後予測で、多くは 1Sv とか 2Sv とかそんなレベルの話だよね。10mSv なんてどうやって計ったのだろうか。それと、疫学は確率的な議論なので、低線量でも影響があるという結果も当然ある。しかし、それは少数派。また、真に問題なのは、どの程度影響があるか、の部分。

 (Q3) 高線量、広域的な除染は不可能だと思う。明治時代にも例があるが、(社会環境を破壊しない) 集団移住を考えるべきではないか。
 (A3) 思ったよりも土から植物に移行しないことが判ってきた。高い値がでるのも林の中の田圃など一部だけである。その土地で、数十 Bqの放射線なら気にしないという消費者の力を借りて (農業をしながら) 生きていきたいという意見もある。どちらにしても決めるのは居住者であって、外部の人間 (や行政) ではない。

 (Q4) 食品放射線基準について、乳児も同じ 1mSv なのか。どう考慮してあるのか。
 (A4) 成人と乳幼児とでは換算係数が違う。Sv になった時点で考慮済み。
 (I4) そこまで勉強しているなら知っているはずだと思う。

 (Q5) カリウムとセシウムとでは影響が違うと聞いている。(現在の陰膳検査において検出される Cs の量が K40 のブレの範囲だという講演中の説明は) それでも成りたつのか。
 (A5) 説明不足だった。Cs の係数は K40 の 2 倍。でも大意は変わらない。

 (Q6) 魚介類について生物濃縮はないといったが、どのような根拠か。
 (A6) メチル水銀の濃縮係数は 10 万、100 万のオーダーであるが、セシウムの場合は 100 のオーダー。普通、科学的な意味で生物濃縮という時は 1000 のオーダーからなので、その意味では生物濃縮はないという表現になった。

 (Q7) つくばで農業をやっている。農産品を検査してもらったが ND だった。とはいえ、どう消費者に説明していったら良いのかがわからない。
 (A7) (機器がないので追加の) 検査も簡単ではない。どんな努力をして農業をやっているのか、転土や肥料で工夫していることを消費者に発信してはどうか。そういう「顔の見える」農業が理解に繋るのではないか。もちろん私もライターとして努力したい。
 (I7) 参考になる。 海原雄山の言葉に「人の心を感動させる事が出来るのは人の心だけなのだ。」という言葉がある。努力している様を見せて消費者に理解を、というのは、それに通じるものがあると思う。不安は数字や事実だけでは拭えないが、心があれば可能なのだろう。

 http://www.foocom.net/ や松永さんの blog は良く読んでいるので、特に目新しい話はなかったが、全体としては良かった。だた、もっと時間があるともっと良かったと思う。

もうひとつ、今回の講演会の主催は意外なことに水戸 COOP だった。COOP といえば過激な消費者運動、つまり「放射線はゼロでなきゃ駄目」みたいなことを言う団体だという印象だったからだ。しかし考えてみれば、COOP には産地直送産物といった、生産者と一緒に行動している部分もあるわけで、それが今回の「まともな」講演会に繋ったのだと思えば納得できる。


2012年1月19日木曜日

Tern Link Uno

Tern Link Uno 買った。
Dahon 分家の Tern 社製 20 インチ折り畳み自転車。色はグレーピンク (2012はこれのみ)。後ろがコースターブレーキなのが楽しい。
剛性や駆動系には不安がないが、前ブレーキは貧弱。きっと元々は付いてないんだろう。アメリカンなスタイルだ。
ハンドルが高すぎるのが不満。もう10cm低くていい。かといってテレスコピックも好きじゃないし。普通の自転車にサイズ違いがあるように、ハンドル高の違うものが数種類あってくれると嬉しいが。

2011年12月18日日曜日

SD速度比較 for 3DS

3DS 買った。モンハンのためにな!

MH3G のセーブが遅いと感じる時は SD を変えろ、という話だったので手持ちの SD と比較してみた。

/dev/zero を 100MB ばかりシーケンシャルで書き込んでみたところ

3DS 付属品 (Toshiba、2GB)12sec8.3MB/sec
特売で手に入れた KingMax (Class10、8GB)15sec6.7MB/sec
昔買った Transcend (Class6、4GB)20sec5.0MB/sec
最近買った Transcend (Class10、8GB)15sec6.7MB/sec

と、実は付属の奴が一番速かった。読み出しは皆同じぐらい。class10 より速いって何よ?


2011年12月1日木曜日

boot.tidserv or TROJAN:DOS/Alureon.E

職場の人の PC がヘンだというので見にいってみたら、見慣れないチェックソフトが動いていてエラーが続出している。Windows Recovery 系のウイルスっぽい症状。

職場の方針で Norton が入っているのでどのファイルが問題が確認して (というか Norton は何をしてたんだろう?)、手持ちの RIP Linux を CD から起動して削除、再起動かけたらビックリ。ファイルが悉く見えなくなっていた。
そもそも Windows (XP) は起動しているし、Norton も動いているのでファイルが削除されたわけではないようだ。おそらく不可視属性が付いているだけだろう。

そこで cmd で見てみようとしたが、「ファイル名を指定して実行」が見えない (あれって exploror に書いてあるわけじゃなくってファイルなんだ。IE のブックマークみたいな?) 。タスクマネージャーも「禁止」されていて起動しない。でも、たまたま動いていた explorer のアドレスバーに "C:\windows\system32\cmd.exe" と入れると cmd が起動した。
それで見るとシステム属性と不可視属性が付いている。ディレクトリの中のファイルにもついている。その下のディレクトリのファイルにも付いている。どうもどこまでもシステムと不可視が付いているらしい。
このへんは attrib のオプションでなんとでもなる (attrib -S -H /S /D) ので、サブディレクトリまでまとめて解除したが、どうもまだ挙動がおかしい。例えば「my computer」を表示するのにえらく時間がかかる (数分とか)。Norton は何も言わないが (言わなかったと思う)、これはまだ何かいると (ノートンのではなく私の) ゴーストが囁いた。

私が Windows に詳しけりゃもっとなんとかなるのだろうが、そうではないので諦めてリカバリを助言、というか私がリカバリすることにした。(お世話になっている人なので)
HDD  からリカバリ、(Linux なら upgrade 一発で済むのになあとボヤきつつ) 延々と 延々と延々とWin の パッチを当てて 、再度 Norton をインストール、全チェックをかけたら「MBR に boot.tidserv がいる」と言う。MBR なら上書きすれば OK?

と思って WinPE から bootrec /fixmbr (と /fixboot (/rebuildbcd もすべきらしい)) したり、MBM を入れたりしてみたが、やっぱり「MBR に boot.tidserv がいる」と言う。あれー?どっか他のところにウイルスがいて書き戻しているという話?
単なる検出ミスかもしれないと思って Norton から Microsoft Security Essentials に替えたら、とたんにうるさく騒ぎだした。どうも実際にいるらしい。こっちの識別名は TROJAN:DOS/Alureon.E。

ネットで調べたところ、この系列は MBR からパーティション末尾に書き込まれたウイルス本体を起動し、後に Windows を起動するようになっているようで、いわば Windows はウイルスの仮想環境で動いているようなものであり、ウイスルやりたい放題といった恐しいやつらしい。勘弁して欲しいよな。

RIP Linux に戻ってじっくり見ると、基本パーティションが 4 つある。p1 は FAT でユーティリティ (つまり HDD リカバリのためのプログラム)、p2 が WinXP (NTFS) で、 p3 は HDD イメージ (FAT)、p4 は NTFS というがマウント出来ないし正体不明。
この p4 には、最初見たときから気付いていたが、この PC のメーカー (つまり DELL) は、変なことするメーカーだからなあ、とそれほど気にしてなかった、が、どうやらここにウイルス本体がいるらしい。(暗号化仮想ファイルシステムを作って隠れている。マウントポイントはおそらく C:\。通常のシステムはその上に再マウントされているのだと思う)

一応念のため dd でバックアップしてからゼロクリア (dd if=/dev/zero of=/dev/sda4)、さらにパーティションを削除、さらにさらに MBR 修復とやったら、やっと警告が出なくなった。
つまり NTFS に偽装することで (おせっかいな) Windows が自動でマウント、ウイルス本体をロードする仕組みだったようだ。よく考えている。

しかし、リカバリしても退治出来ないウイルスって始めてみたなあ。HDD リカバリじゃなくって CD からリカバリすれば大丈夫だったかな?