2011年11月27日日曜日

3DSのアナログスティック

近所のトイザらスにて始めて Nintendo 3DS のアナログスティックを触ったが、試技台に置いてあって子供に故障する程いじられた個体であるにもかかわらず、感触は極めて良好だった。ガタもない。
Sony 製品とは大違いですな。期待できる。

2011年11月15日火曜日

PSP のアナログスティック問題

モンスターハンターポータブル3 (以下 mhp3) があまりに楽しそうだったので、PSP-3000 を買ってやっていた。この PSP は最初からアナログスティックの剛性が高くなく、移動範囲の周辺部でカクっと斜めに入る感触がある。SONY だからその程度なのかと思っていたが、もう一台家族に買ったほうの個体は十分な剛性があり、水平に動くだけで斜めに入ることもない。

不満に思いながら使用していたが、だんだんと斜めに入る部分が大きくなり、また円運動をさせようとするとゴリゴリするようになってきた。mhp3 で弓を使っていると微妙な狙いが必要になるが、それがやりにくくてしょうがなくなってきたので、SONY のサポートに連絡してみた。

「とりあえず送ってくれ」というので送ったのが 11.10.15頃、受取の連絡が翌日、ところがサポセンから連絡が来たのは 11.10.25 頃だった。10日もかかるとはねえ。
で、SONY によれば「アナログスティックは正常の範囲」ということらしい。さらにいきなり「返送したいのですが」と来た。

まともな企業であれば顧客の側に不満があり、しかし工場で再現しないような時は「どうしましょうか」と次善の策を探すものだが、ソニーにはそれはないらしい。「ソニーのサポートは下」と聞いてはいたが、まさにそのとおりだなあ。

「こちらでは問題が発生しています」「もう一台持っていますが、そちらとはまったく違います」と伝えたが「こちらでは問題ないと考えます」「他のものとも比べましたが個体差の範囲です」と水掛け論。
埒が開かないので「どんな検査をしているのですか?」「どのような基準において正常と判断しているのですか?」と聞いたら「検査官が判断した」「教えられない」と来た。この質問は電話、メールで何度も聞いたが常に回答は「秘密にかかわるの教えられない」だった。

もうひとつ、アナログスティックが本体に傷が入るぐらい接触する状態であっても「それは正常の範囲です」と言われたことは特筆しておかねばならないと思う。これが SONY の公式見解ですよ。

ネットを見ると、やはり PSP のアナログスティックは弱いようで、不満が多く見つかる (まあ不満じゃなければ書かないだろうけど)。しかしながら、良いサポートを受けた、という反応は一件もない。
そういう、問題の出そうな部分について公開出来る基準をまったく持ってないってのはなんなんだろう?ゴリ押しして「正常」「正常」と唱えていれば根負けするとでも思っているのだろうか。(根負けしたが)

最後は諦めたが、今後 SONY 製品は買わないし、家族にも買わせないし、相談されても「止めろ」と言うことは間違いない。(縁を切りたいような相手には、勧めてもいいかな、というレベル)


Apple なんか故障も多いが、そのサポートの神対応も有名で、そういう記事を読んでいると別に Apple が好きでもない私でも買ってみようかと思うが、Sony にはそういう頭はないようだ。「(俺的に) 良い製品は売れる」なんて未だに思っているだろうが、そうでないことはここ数年の赤字が証明していると思う。