2011年12月18日日曜日

SD速度比較 for 3DS

3DS 買った。モンハンのためにな!

MH3G のセーブが遅いと感じる時は SD を変えろ、という話だったので手持ちの SD と比較してみた。

/dev/zero を 100MB ばかりシーケンシャルで書き込んでみたところ

3DS 付属品 (Toshiba、2GB)12sec8.3MB/sec
特売で手に入れた KingMax (Class10、8GB)15sec6.7MB/sec
昔買った Transcend (Class6、4GB)20sec5.0MB/sec
最近買った Transcend (Class10、8GB)15sec6.7MB/sec

と、実は付属の奴が一番速かった。読み出しは皆同じぐらい。class10 より速いって何よ?


2011年12月1日木曜日

boot.tidserv or TROJAN:DOS/Alureon.E

職場の人の PC がヘンだというので見にいってみたら、見慣れないチェックソフトが動いていてエラーが続出している。Windows Recovery 系のウイルスっぽい症状。

職場の方針で Norton が入っているのでどのファイルが問題が確認して (というか Norton は何をしてたんだろう?)、手持ちの RIP Linux を CD から起動して削除、再起動かけたらビックリ。ファイルが悉く見えなくなっていた。
そもそも Windows (XP) は起動しているし、Norton も動いているのでファイルが削除されたわけではないようだ。おそらく不可視属性が付いているだけだろう。

そこで cmd で見てみようとしたが、「ファイル名を指定して実行」が見えない (あれって exploror に書いてあるわけじゃなくってファイルなんだ。IE のブックマークみたいな?) 。タスクマネージャーも「禁止」されていて起動しない。でも、たまたま動いていた explorer のアドレスバーに "C:\windows\system32\cmd.exe" と入れると cmd が起動した。
それで見るとシステム属性と不可視属性が付いている。ディレクトリの中のファイルにもついている。その下のディレクトリのファイルにも付いている。どうもどこまでもシステムと不可視が付いているらしい。
このへんは attrib のオプションでなんとでもなる (attrib -S -H /S /D) ので、サブディレクトリまでまとめて解除したが、どうもまだ挙動がおかしい。例えば「my computer」を表示するのにえらく時間がかかる (数分とか)。Norton は何も言わないが (言わなかったと思う)、これはまだ何かいると (ノートンのではなく私の) ゴーストが囁いた。

私が Windows に詳しけりゃもっとなんとかなるのだろうが、そうではないので諦めてリカバリを助言、というか私がリカバリすることにした。(お世話になっている人なので)
HDD  からリカバリ、(Linux なら upgrade 一発で済むのになあとボヤきつつ) 延々と 延々と延々とWin の パッチを当てて 、再度 Norton をインストール、全チェックをかけたら「MBR に boot.tidserv がいる」と言う。MBR なら上書きすれば OK?

と思って WinPE から bootrec /fixmbr (と /fixboot (/rebuildbcd もすべきらしい)) したり、MBM を入れたりしてみたが、やっぱり「MBR に boot.tidserv がいる」と言う。あれー?どっか他のところにウイルスがいて書き戻しているという話?
単なる検出ミスかもしれないと思って Norton から Microsoft Security Essentials に替えたら、とたんにうるさく騒ぎだした。どうも実際にいるらしい。こっちの識別名は TROJAN:DOS/Alureon.E。

ネットで調べたところ、この系列は MBR からパーティション末尾に書き込まれたウイルス本体を起動し、後に Windows を起動するようになっているようで、いわば Windows はウイルスの仮想環境で動いているようなものであり、ウイスルやりたい放題といった恐しいやつらしい。勘弁して欲しいよな。

RIP Linux に戻ってじっくり見ると、基本パーティションが 4 つある。p1 は FAT でユーティリティ (つまり HDD リカバリのためのプログラム)、p2 が WinXP (NTFS) で、 p3 は HDD イメージ (FAT)、p4 は NTFS というがマウント出来ないし正体不明。
この p4 には、最初見たときから気付いていたが、この PC のメーカー (つまり DELL) は、変なことするメーカーだからなあ、とそれほど気にしてなかった、が、どうやらここにウイルス本体がいるらしい。(暗号化仮想ファイルシステムを作って隠れている。マウントポイントはおそらく C:\。通常のシステムはその上に再マウントされているのだと思う)

一応念のため dd でバックアップしてからゼロクリア (dd if=/dev/zero of=/dev/sda4)、さらにパーティションを削除、さらにさらに MBR 修復とやったら、やっと警告が出なくなった。
つまり NTFS に偽装することで (おせっかいな) Windows が自動でマウント、ウイルス本体をロードする仕組みだったようだ。よく考えている。

しかし、リカバリしても退治出来ないウイルスって始めてみたなあ。HDD リカバリじゃなくって CD からリカバリすれば大丈夫だったかな?


2011年11月27日日曜日

3DSのアナログスティック

近所のトイザらスにて始めて Nintendo 3DS のアナログスティックを触ったが、試技台に置いてあって子供に故障する程いじられた個体であるにもかかわらず、感触は極めて良好だった。ガタもない。
Sony 製品とは大違いですな。期待できる。

2011年11月15日火曜日

PSP のアナログスティック問題

モンスターハンターポータブル3 (以下 mhp3) があまりに楽しそうだったので、PSP-3000 を買ってやっていた。この PSP は最初からアナログスティックの剛性が高くなく、移動範囲の周辺部でカクっと斜めに入る感触がある。SONY だからその程度なのかと思っていたが、もう一台家族に買ったほうの個体は十分な剛性があり、水平に動くだけで斜めに入ることもない。

不満に思いながら使用していたが、だんだんと斜めに入る部分が大きくなり、また円運動をさせようとするとゴリゴリするようになってきた。mhp3 で弓を使っていると微妙な狙いが必要になるが、それがやりにくくてしょうがなくなってきたので、SONY のサポートに連絡してみた。

「とりあえず送ってくれ」というので送ったのが 11.10.15頃、受取の連絡が翌日、ところがサポセンから連絡が来たのは 11.10.25 頃だった。10日もかかるとはねえ。
で、SONY によれば「アナログスティックは正常の範囲」ということらしい。さらにいきなり「返送したいのですが」と来た。

まともな企業であれば顧客の側に不満があり、しかし工場で再現しないような時は「どうしましょうか」と次善の策を探すものだが、ソニーにはそれはないらしい。「ソニーのサポートは下」と聞いてはいたが、まさにそのとおりだなあ。

「こちらでは問題が発生しています」「もう一台持っていますが、そちらとはまったく違います」と伝えたが「こちらでは問題ないと考えます」「他のものとも比べましたが個体差の範囲です」と水掛け論。
埒が開かないので「どんな検査をしているのですか?」「どのような基準において正常と判断しているのですか?」と聞いたら「検査官が判断した」「教えられない」と来た。この質問は電話、メールで何度も聞いたが常に回答は「秘密にかかわるの教えられない」だった。

もうひとつ、アナログスティックが本体に傷が入るぐらい接触する状態であっても「それは正常の範囲です」と言われたことは特筆しておかねばならないと思う。これが SONY の公式見解ですよ。

ネットを見ると、やはり PSP のアナログスティックは弱いようで、不満が多く見つかる (まあ不満じゃなければ書かないだろうけど)。しかしながら、良いサポートを受けた、という反応は一件もない。
そういう、問題の出そうな部分について公開出来る基準をまったく持ってないってのはなんなんだろう?ゴリ押しして「正常」「正常」と唱えていれば根負けするとでも思っているのだろうか。(根負けしたが)

最後は諦めたが、今後 SONY 製品は買わないし、家族にも買わせないし、相談されても「止めろ」と言うことは間違いない。(縁を切りたいような相手には、勧めてもいいかな、というレベル)


Apple なんか故障も多いが、そのサポートの神対応も有名で、そういう記事を読んでいると別に Apple が好きでもない私でも買ってみようかと思うが、Sony にはそういう頭はないようだ。「(俺的に) 良い製品は売れる」なんて未だに思っているだろうが、そうでないことはここ数年の赤字が証明していると思う。


2011年10月15日土曜日

つくば市「放射線に関する講演会」の感想とか

今日はつくば市の「放射線に関する講演会」に出てきた。校区毎に分けて 13 回もやるという熱の入れよう、さらにこれとは別に一般向けの講演も予定しているようだ。

中に入るとレジュメをくれた。読んでみるとマトモな内容のようだ。ヘンな講演だったら帰るか暴れるかしようと思っていたので良かった。
 しばらく待って講演開始。講師は京大 渡邊正己、KEK 宇佐美徳子、東大 三谷啓志、福井大 松本英樹ら (4 人もいるとは)。

最初に軽く渡邊先生。日本放射線影響学会で一般向けにメール (gimon@rri.kyoto-u.ac.jp) での回答や FAQ を作っているとの話。正しい情報を伝えて一般との相互信頼を作っていきたい、というのが目的だとか。
また長野での甲状腺検査の結果について、報道後に担当医の先生と直接話したが「どうしてあんな報道になったのか、本意と違う」ということを聞いた、マスゴミの情報は正確に伝わらないことが多い、ということも言っていた。(マスゴミとしては危険を煽ったほうが売れるからね)

次に 1 時間程宇佐美先生。放射線とは何か、から、半減期、Sv の意味、今回の放射線の影響と駆け足で説明。駆け足でも 1 時間かかった。
放射線によるイオン化の概算の話があり、20mSv/yr の場合で細胞一個あたり数日に一個の放射線が通るぐらいの程度だろう、と言っていた。やはり呼吸による活性酸素の影響のほうがずっと多そうだ。
また、今回 KEK でバキュームした結果からすると、一連のイベントで 11.5μSv ぐらい被曝し、そのうちヨウ素は 5μSv ぐらいだろう、とのことだった。呼気量と実効線量との兼ね合いから一番被曝が多かったのは子供だろうが、それでもその倍程度ぐらいだとか。チェルノブイリ で影響を受けた子供は 1Sv 以上被曝しているらしいので、つくばではその 1/5万 ぐらい、ということになる。

最後は三谷先生。放射線の生物影響が専門とか。放射線の発見から過去の悪影響の事例、放射線はどのような影響があるか、動物実験結果 と話があった。放射線の悪影響についてのステロタイプの例として「映画ではヒーローヒロインが放射線を浴びると数ヶ月後には白血病で亡くなるとか、放射線 を浴びた生物が巨大化するとか」と挙げた時にはちょっと噴いた。(回りはシンとしていた。いや、おもしろかったですよ、先生)
生体影響としては、大線量では幹細胞が死滅して死に至るとか、突然変異するほどの影響があれば生殖細胞が死ぬことになるので稀であるとかいった話、低線量 ではガン死リスクの上昇 (1Sv で 1.5 倍) ぐらいの話だった。日本におけるガンの現状についても話していたが、ガンになるのは男女とも 1/2 ぐらいなのに、ガン死は性差があって男 1/4 に対して女 1/6 だとか。理由はなんだろう。
一番興味深かったのは動物実験の結果か。例えば生殖細胞の突然変異が起る確率が自然状態の倍になるのは、急照射なら 370mSv、緩照射なら 1100mSv (リニアに効く)。また環境科学技術研究所の結果で、 8 週のマウス (大人になったばかりぐらい) を使った照射試験では、寿命に影響が出るのは 20mSv/day から (というか、0,05、1、20 で試験しているようなので、1~20 のどこから影響が出るということだろう。元の論文かせめて abstract を見ようと思ったが、Radiation Research Soc. は購読者にしかオンライン閲覧させない主義らしい。今時検索にかからない論文なんて読んでもらえないぞ?) とか。雌の一部において 1mSv/day でも影響があったこともあるので、まあそのへんから影響が出るのだろう。どちらにしても、低線量被曝の場合、思っていたよりもずっと大きい線量まで影響は ないようだし、さらに言えば人間の遺伝子修復機能はマウスよりずっと性能が良い。


松本先生の講演はなく、質疑へ。以下概略。
Q. 放射線影響の個体差はどの程度か?
三谷 : まだ良くわかっていない
Q. 放射線も少量なら身体にいい、というのをマスゴミで見たがどうか?
三谷 : ホルミシスという。あるかどうかはなんとも言えない。
松本 : 適応応答から来た話だろう。急激に 5Sv/秒 ぐらいの放射線を照射するとき、事前に 20mSv/数秒の放射線を浴びせておいた群のほうが生存率が高い。そこから来ているものと思われる。
Q. 半減期が長いほうが怖いと思っていたが反対なのか?
宇佐美 : 単純ではない。同じ Bq であれば同じ放射線が出るが、半減期が短いとそれが急速に小さくなり、長いといつまでも続く。半減期で決まるものでない。
[感想: これの説明は難しいと思う]
Q. 一般人が Sv の意味のようなところまで勉強しなくてはならないのか?
渡邊 : 放射線は一種類ではなくそれぞれに影響も違う。納得するためにはどのような効果があるか知るべきである。私は 60 歳だが、高校で一通り習った。一から勉強するのは大変だが、質問があれば学会に聞いて欲しい。
[感想: そういう時代なので、信じるか、勉強するかしかない]
Q. 何度も講演会があるようだが内容は同じか?
市役所 : 同じ。
[感想: 時々で演者が違うみたいだけど同じなの?]
Q. 大規模な疫学調査をやって欲しい。線量マップを作ったところは 18 歳以下の甲状腺の調査をやるなどしてもいいのではないか?
市役所 : ありがとうございます。
[感想: つくばあたりで影響が出る可能性は数十万分の1以下だろう。その金でもっと救える人がいる時に、「安心」のために医者の時間と公金を投入することがどこまで許されるものなのか?例えば、もっと人も金も福島に送るべきではないのか]
Q. 市民の安心のためには知識だけでなく行政がどのように向かいあうつもりかが大切。つくば市の対応は?
市役所 : 学校で除染をしている。給食の食材の検査をしていく予定で機器を購入した(後にアロカ CAN-OSP-NAI と判明)。学校の線量地図を作成中である。
Q. (長々と質問していたが要約すると) 今回の知見を今後に生かすには?
渡邊 : 事故は基本的に皆想定外であり、人間は想定外を乗り越えて来た。それを生かすには教育をきちんとして国民のレベルを上げることが重要。また過去を忘れない こと。そうやって次の災害に対応できる人材を作りたい。津波にしても死者のなかった学校もあればそうでない学校もあった。偶然もあると思うが未知のものに どう対応できたかの違いもあるだろう。ここに来ている人は教育関係の人が多いと思うが、教師がリードすべきである。指示待ちでなく、自分で考えて行動できる人材を作るつもりでやって欲しい。
[感想: 渡邊氏はアラン・ケイと同じことを言うなあ。教育により、科学リテラシーを持ち、科学的に考えられる大人を増やすことが出来れば、こんな講演会も不要になるし、想定外への対応も変わるだろう]
Q. 今後に生かすには行政の役割も大きいと思うが?[同じ質問者。回答聞いてたか?]
市役所 : 今回の事故を検証しているところだ。今後に生かされるだろう。

全体として、良い講演会だったと思う。

2011年10月7日金曜日

爬虫類の錐体について

本来哺乳類と爬虫類との共通祖先は、4 色覚 (つまり 4 原色が見える) であったが、中生代あたりに哺乳類が夜行性であったころにそのうち 2 つまでも失なってしまい、今は大抵の哺乳類は 2 色覚である。その中でも霊長類の一部などは "赤" を見る錐体が変異して "緑" を見ることが出来るようになったが、これはまあ 2.5 色覚というところだろうか。でも爬虫類や、恐竜から進化した鳥類は地上で覇権を誇っていたので先祖のまま 4 色覚を持っている。このへんまでは誰でも知っている話。
じゃあ爬虫類の 4 色覚ってのはどのへんの色が見えるんだろう。緑と赤が補色になっているように青と黄色で 4 色覚?

調べてみると赤、緑、青、紫外が見えているらしい (-> http://www.jinrui.ib.k.u-tokyo.ac.jp/kawamura/studyBackground.html)。じゃあ哺乳類は、というと赤、紫外である。見えないから紫 "外" 線なんじゃないの?って気がするが、視物質ベースの話なので齟齬があるのかもしれない。
波長的にはどのへんなんだ?というと 脊椎動物のオプシン にあった。波長の長いほうから 赤 LWS (550-500nm)、緑 RH2 (500-460nm)、青 SWS2 (460-420nm)、紫外 SWS1 (425-350nm) ってところである。人間には LWS と SWS1 しかないので、両端にしか感度がない。対して爬虫類鳥類は滑らかに繋がっている。
ちなみになんで 2 つなのに 3 原色なのかというと、SWS1 が 564nm と 534nm の 2 つに分化しており、これを便宜的に赤と緑として使っているからだ。桿体 (RH1) の感度は 500-470nm あたりにあり、本来の緑 RH2 (500-460nm) と同じ領域だ (人間の緑はもっと赤っぽい)。これは太陽光のエネルギーが最大になるところとも一致する。


 私は赤緑色盲なので赤か緑が見えにくいわけだが、見えにくいのは赤なのか緑なのか。この違いはそれぞれ第1色盲、第2色盲と区別されている... が、ほどんと判別は付かないようだ。前リンクの次ページに、電光掲示板の赤と緑の文字は、第2色盲の人にはほとんど同じ色に見えるが、第1色盲の人にはほぼ同系色で赤だけが暗く沈んで見える。とあることから判断すると... 第2かね?

 両者を識別するにはアノマロスコープというものを使う。赤緑の光を混合させて、基準となる黄色と同じ見え方になった時、第1なら感度の低い赤の錐体を補うために赤を強く、第2なら同じく緑を強く調整しているはず、という原理だ。なるほど。
この程度なら PC で作れるんじゃね?と思って gimp を起動して... 無理だよなあ。モニターで黄色を出す時はどうやる?LED には RGB のダイオードしかないので、Red と Green とを混合させて合成するしかない。CRT だって RGB の蛍光物質しかないわけで、やはり同じ。そうやって作った黄色、例えば Red 200 + Green 200、と同じになるように調整すると... 当然 Red200+Green200 になるよな。だってどっちも同じやりかたで作った色なんだから。色覚なんか関係ない。
アノマロスコープでは光源にナトリウム光 589nm (黄)、リチウム光 670nm (赤)、水銀光 535nm (緑) を使っているそうだ。それなら意味のある結果がでるよな、きっと。

2011年10月4日火曜日

terminal not found

ターミナルが必要な三題。

"gpg: cannot open `/dev/tty': No such device or address" と言われた時は、"ssh -t" (Force pseudo-tty allocation.) で解決。
パスフレーズとかはファイルで渡してるんだけど、それでも tty が必要な不思議。

ssh で "Cannot fork into background without a command to execute." と言われたら、"ssh -N" で解決。

screen で "Must be connected to a terminal." と言われたら、"screen -d -m" で解決。

2011年9月1日木曜日

Lavie Light and Meego

Lavie Light に MeeGo を入れてみた。

まず、1.2 (900MB) をダウンロードしてくる。ところが開始したら 「終了まで 9 時間」と言われた。ええー。
Meego のサーバの調子が悪いわけではなく内部の問題だったようで、外にあるサーバを使うと 30 分で終了。そこから ssh で持ってきても 1 時間もかからなかった。http だけがおかしいのだろうか?

ダウンロードしたファイルを USB メモリに入れるのは dd で OK。BIOS から USB レガシーデバイスを有効にして USB HDD から起動できるようにすると立ち上がる。MeeGo は一部のネットブック用に作ってあるのだと思っていたが、特に動いていないと思ったデバイスはなかった。ネットブックなんて似たようなもんだもんな。

楽しげだったので HDD に入れてみることにする。USB から起動する時に install の項目を選べば、今時の Linux らしく後の選択肢は殆どない。
デフォルトの fs は brtfs。珍しい。ところが brtfs で 1 パーティションだとブートできないと言われる。ブートローダ (syslinux) が対応していないのだろう。パーティションを切り直して、/ を brtfs、/boot を ext3 に設定すると OK。(ext4 は選択肢にない)

入れたらいきなり MeeGo が起動するようになった。勝手に MBR を書き換えるのは感心しない。"extlinux -i /boot" で /boot パーティションの先頭にブートローダを移動した後、MBR には MBM を入れておく。

ソフトウェア管理は zypper。opensuse の経験があるのでなんてことはない。ところがいくつか常用しているソフトを入れようとするが、みあたらない。どっかのレポジトリを追加できるのかな?


2011年8月25日木曜日

NEC Lavie Light 購入


NEC Lavie Light を購入。BL350EW6 の白。
主要スペックは Atom 2コア 1.66GHz、Windows 7 Starter (ええー)。メモリ  1GB。
値段の割には重量 (1.06kg) と解像度 (1366x768dot) が良かったのでつい購入。

まず、設定やらリカバリディスクの作成やらアンインストールやら Windows Update やらデフラグやら、ひと通り Windows の面倒を見る。そっちはそれで終了。基本使うのは Linux。

で、CD から起動しようとするが失敗。BIOS (F2 キー) から USB レガシーデバイスを有効にすると起動した。

arch linux を起動してパーティションを確認すると、

sda1  2GB winRE 2G
sda2  160GB C:
sda3  70GB D:
sda4  8GB WinRE (NEC Restore)

ぐらいの感じ。C:、D: はそのまんまとして、sda1 が再セットアップその他のツール、sda4 がディスクイメージだろう。
リカバリディスクは作ってしまったので、sda3 と sda4 をさっくり削除、sda2 は ntfsresize で 50GB (使用率 30% 前後) まで縮めた。sda1 は消しても使いようがない。

Arch は特に問題なく入った。主なデバイスとドライバ (カッコ内) は、
有線 LAN - Realtek RTL8101E/RTL8102E (r8169)
無線 LAN - Atheros AR9285 (ath9k)
ビデオとサウンド - intel
HDD - WD2500BEVT-2

特に苦労するところはない。

ハード面はと見ると、液晶は残念ながら光沢だが、予想外に綺麗で高精細、視野角はまあまあ、音はスピーカが下にあるせいか今一 (折角ステレオなのに)。
ボディも綺麗だが、キーボードはひっかかるかんじがして少々入力しづらく、パームもテカテカであまり上質なかんじではない。
小さくて軽いのはいいし、天板も 150kg までの荷重に耐えるそうなので、出張等に気軽に持っていくには良いだろう。


2011年7月13日水曜日

Make_PE3

Make_PE3 使ってみた。簡単に言えば IE (Internet Explorer) と旧メディアプレイヤーの入った WindowsPE を作成するプログラムだ。通常の PE ではおそらく不可だが、一部のファイルを母艦 (Make_PE3 を動かしている OS) からコピーしてきているようだ。

AIK はいれなくても、boot 関係のファイルとユーティリティの一部があれば iso イメージを作れるらしいが、私の環境では成功しなかった (7pe を作ろうとして失敗していたのかも)。対象が無印 Win7 と PE3.0 のようなので、バージョンの齟齬があるのかもしれない。とりあえずおとなしく AIK for Win7 を入れる。さらに、もし気になるようなら、AIK for Win7sp1 用補足プログラム の中身で "\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools" の内容を入れ替える。
sp1 は入れなくても .iso は作成できる。なにしろ両方で 3GB 近いので、気になる人だけでいいかなあ。

Make_PE3  は上記 link 先の Download から持ってくる。なんと Mediafile だ! ファイルは自己展開型の 7zip。展開後はディレクトリ (Make_PE3) ごとルートディレクトリに移動する必要がある。

ルートに置いたら Make_PE3 を起動する。ファイルは \Make_PE3\Make_PE3.exe。Make_PE3.cmd のほうでもいいが、できることは一緒。

設定は基本的にデフォルトのままで OK だが、"System Locale" は "English US" 等に変更する必要がある。"Japanese" のままでも .iso を作ることは可能ではあるが、起動途中、autorun1langbar.cmd の DOS 窓が出たあたりで止まる。
(一応紹介ページには「英語環境でしか試してないが、そのへんは PE のままなので他の言語でも OK のはず」って書いてはある。)
locale を english にしても、日本語フォントも入る (メイリオ、MS (P) ゴシックあたり) し、システムも英語日本語混りで表示されるので、日本語入力はできないものの、受動的な用途には問題ないだろう。

AIK を使って作るので "Setting" は中段の "Get Win 7 files - and use AIK to Mkae pe3 .iso" を選ぶ。"Version" は Exp (Explorer version? pe3_x86_E.iso : 280MB) でも Media (Media Player version? pe3_x86_M.iso : 330MB) でも好きなほうを。違いは旧メディアプレイヤーが入っているかどうか。

後は GO ボタンを押せば終了。10分強で .iso ができあがる。(デフォルトのままなら \winpe_x86 に上記の名前のイメージが出来る)

できた .iso ファイルは CD に焼いてもいいし、仮想環境で動かしてもいいし、grub4dos を使って起動してやってもいい。そのへんも Make_PE3 で面倒を見てくれるようだが、私は VirtualBox で動かすつもりだったので放置。
VirtualBox の起動イメージとして指定してやると上手く動いた。ただ、ネットワークデバイスは e1000MT あたりを選んでやる必要がある。

IE は最初から入っているしちゃんと動く。デフォルトのまま "Adobe F" のチェックを外していなければ flashplayer も付いてくる。google-map は調子悪かったが youtube を見るのには成功した。

ただ、時々レンダリングに恐しく時間のかかるページがあり、フリーズしたのかと思ってしまうことがあった (まあフリーズしているんだが)。待っていれば回復する (多分)。

とりあえずフリーズさえ我慢できれば IE による見えかたチェックぐらいには使えそうだ。でも VNC のほうが楽かなあ?

仮想環境で動かしてもしょうがないものの、vlc portable を入れる方法が書いてあり、試してはみたのだが成功しなかった。残念。
(起動後に落としてきてインストールする事は可能)



2011年6月8日水曜日

Geode LX の周波数変更

今さらだが、fit-pc slim は Geode LX 800 (500MHz) を搭載したミニサーバである。欠点も多いが、小さい、省電力、ファンレスといったメリットもあり、愛好者も多い (かもしれない)。

この手のサーバに入れる OS となれば、やはり pc-unix だろうが、残念ながら linux kernel の geode lx 対応は半端で、周波数変更も出来ないようだ。折角の省電力が泣くよな。
もっとも、まったく不可能というわけでもなく、OLPC では上手くやっているらしい。

Windows 系では、Geode LXの倍率変更 にあるように有志の手でフリーソフトに統合されているぐらいである。また、同掲示板にはどこをいぢればいいかまで書いてあることだし、Linux でもいけるんじゃないの?と考えた。

CPU の周波数をいぢるには、MSR (Model Specific Register) をいぢる必要がある。Linux の場合だと、 msr-tools/ を使う。また、カーネルモジュールの msr、cpuid あたりをロードしておく必要がある。

速度設定が入っているアドレスは 0x4c000014 だ。msr-tools のうち rdmsr を使って
rdmsr 0x4c000014
とやると 0x49c07de0000 みたいな出力が戻ってくる。最初の3桁が FSB と CPU の周波数依存の部分で、残りは固定だ。

FSB/CPU 速度と MSR との関係は以下の通り。縦が FSB、横が CPU だ。
mem\cpu200 233 266 300 333 366 400 433 466 500 533
200 28a 28c 28e 290 292 294 296 298 29a 29c 29e
233 30a 30c 30e 310 312 314 316 318 31a 31c 31e
266 38a 38c 38e 390 392 394 396 398 39a 39c 39e
300 40a 40c 40e 410 412 414 416 418 41a 41c 41e
333 48a 48c 48e 490 492 494 496 498 49a 49c 49e
366 50a 50c 50e 510 512 514 516 518 51a 51c 51e
400 58a 58c 58e 590 592 594 596 598 59a 59c 59e
0x49c ならば CPU 500MHz、FSB 333MHz である。デフォルトはこの数値のはずだ。

Geode LX の CPU 周波数を変更したいのであれば、任意の数字を同じアドレスに書き込めばいい。例えば、CPU を 333 Mhz に変更したければ
wrmsr 0x4c000014 0x$49207de0000
とする。

但し、いくつが注意点がある。
  • FSB を変更すると、高確率でリセットする。自由度を持たせたいのであれば、予め低い FSB を選んでおくのが良い。ベンチマーク結果によれば、その場合でもFSBの低下による速度の低下は僅少。
  • CPU の速度を変えても、カーネルは認識しない。そのためシステムクロックに tsc を使っていると、時間がおかしくなる。クロックソースは acpi_pm 等に変更すること。
    (echo acpi_pm > /sys/devices/system/clocksource/clocksource0/current_clocksource)
  • 周波数変更用のスクリプト : cpufreq_glx
  • 参考 : 33234d_lx_ds.pdf : Geode LX Databook


2011年4月4日月曜日

DSi で音楽を

DSi 用に aac 系の音楽ファイルを作成するには

faac -w -q 72 --artist xx --title xx --album xx -o output.m4a input.wav
faac -w -b 128 --artist xx --title xx --album xx -o output.m4a input.wav

-q は可変レートで、-b は固定レート。DSi はどっちでも OK。
-q 70 が -b 128 ぐらい。-q 100 だと -b 160 ぐらい。


2011年3月27日日曜日

rxvt-unicode & uim error

aptosid で uxvt-unicode-256color と uim とで運用しようとしてみたが、エラー。メッセージは、
urxvt: unable to create fontset for input method, try "-pt Root". Continuing.
urxvt: failed to create input context, continuing without XIM.

"unable to create fontset for input method" というから、-imfont の指定の話かと思っていたのだが、そうではなくて urxvt 自身のほうの "-fn" のところで指定してやれ、ということだったようだ。
フォント回りを調べてみたら、どうやら xfonts-intl-japanese が入ってなかったのが元凶のようだ。shinonome とか ayu とかは自分で入れるんだけど、失念してたな。(どのパッケージも入れろと言ってくれないし)

2011年3月22日火曜日

kindle3 firmware update

Kindle3 のファームウェアを 3.1 にアップデートした。

  1. アップデートするのは初めてなのだが、まず http://www.amazon.com/kindlesoftwarelatestgen からパッチを落とす。私の kindle3 は wifi モデルなので Update_kindle_3.1_B008.bin というファイル。
  2. kindle3 を pc に繋いで、kindle3 の root ディレクトリ (documents や music ディレクトリのあるところ) にファイルをコピー。後、接続断。
  3. Home -> Menu key -> Settings -> "Update Your Kindle" と辿る。Yes を選択すると update 中であるバーが出て (2, 3 分?ちょっと心配になるぐらい時間がかかる)、終了後に勝手にリセット。再起動したら終了。
  4. 念のため上記 Setting のページの下部を見て、バージョンを確認する。

1. で入れた Update_kindle_3.1 のファイルは消してもいいのかな?と思っていたが、繋いで確認してみたら勝手に消えていた。まあ親切かな。

今回のアップデートはマイナーチェンジのようだ。何が変ったのやらよくわからん。

2011年2月12日土曜日

Flappy のための Windows 3.1 with VirtualBox

様々な事情で Flappy をやってみたいなあ,と思ったのが発端.そういえば持ってたなあ,と思いだした.

あちこち探してパッケージを見つけたが,Windows 3.1 版 だった.しかも FD 1 枚 だった.
FD の中を見てみると WING.DLL とか入っている.当時は DirectX なんてなかったので,個別にこういう直接レンダリングができるツールを入れてたんだよなあ,MicroImages が配っていた MI/X という Free の Xserver にも付いていたっけかなあ,MicroImages は GIS の有名どころの TNTMips を作っている会社だけど,未だに Xserver 経由で動かすバージョンがメインなんだよなあ... とか考えたが解決にはならない.こういうシステムに近いツールを想定されてないバージョンに突っこむのは怖すぎるよなあ.そもそも 16bit だから,動かないか.

ぐらいまで考えたあたりで,Virtualbox 使って Win3.1 を入れればいいんじゃね?と思いついた.昔,FD を廃棄する前に全部 dd でコピーしていたから,FD image はあるはず.
で,ディスクをひっくりかえしてみるとイメージが見つかった.1.44FD 12 枚.小さい.さらにこれが英語版なら 1.44FD 7 枚組みで,しかも 1 枚は最後まで要求されないという小ささ (実質 6 枚).ちなみに日本語版で増えている分は,半分以上がフォントだ.
VirtualBox に新しい仮想マシンを追加,ストレージとして FD のデバイスを足して FD image (Win 3.1 の disk1) をマウントして起動... しようとしたがシステムが無い,と言われてしまった.遠い記憶を探ってみると,そういえば DOS が起動しているところからインストーラを動かしたような気がする.DOS は別売 (というか大抵の人が持ってた) だったよな.
ところが不思議な事に (?),DOS の FD image はどこにもない.どうも作っておかなかったようだ.インストールで使うだけだから,最小限だけあればいいんだけど.
更に探すと bootable FD image みたいなのが出てきた.IBM-DOS7 とか,Win95 の起動イメージだ.disk1 というわけでもなく,非常用に作った奴で,最小限の DOS にツールが入っている.DOS7 は,Win3.1 に対して新しすぎるので,どんなもんかなあ.でも Win95 の起動ディスクなんてほとんど DOS なので,これでいけるかもしれん.

Win95 の image をマウントして起動する.当然 OK.日本語 Windows を入れるためには 日本語環境ではならないが,肝心の CONFIG.SYS はこんなかんじ.

FILES=50
BUFFERS=30
DOS=HIGH,UMB
STACKS=9,256
DEVICE=HIMEM.SYS    (1MB 以上のメモリを使うためのドライバ
DEVICE=BILING.SYS    (バイリンガル環境構築
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF    (日本語フォントをメモリにロード
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC    (グラフィックモードに移行して日本語を表示
DEVICE=JKEYB.SYS /106    (キーボードドライバ,US キーボードなら /101 に

FILES と BUFFERS は大きめにしておく必要があるようだ.DOS で使うなら半分でいいけどね.

VirtualBOX の設定は,メモリ 64MBに,HDD 500MB.贅沢だなあ.実機でやっている頃は,この半分以下だったよな.

FD から起動できたら,fdisk で HDD の領域確保,再起動して format C:,sys C: でシステムを転送して,上記の CONFIG.SYS とそこに書いてある必要なファイルをコピー.そしたら再起動して,こんどは HDD から起動する.
必要なファイルは IO.SYS MSDOS.SYS COMMAND.COM ANK16.FNT ANK19.FNT BILING.SYS CONFIG.SYS HIMEM.SYS JDISP.SYS JFONT.SYS JKEYB.SYS JKEYBRD.SYS KANJI16.FNT ぐらいだと思う.最初の 3 つは sys C: の段階で自動で入る.
試行錯誤の結果,途中で FD を抜き差ししていると止まりやすいので,あらかじめ md C:\inst して,そこに win3.1 の FD の中身をどんどん入れていく.FD imageを開放して,新しいのを指定して,copy a:*.* していくわけだが,FD image のマウント後に F3 を押すと,直前のコマンドが再入力されるので便利だ.それでも FD 12 枚はなかなかきつい.
コピーが終了したら,setup を起動して,運が良ければインストール出来る.運が悪いと (何度も運が悪かったが),単にフリーズしたり,ファイルの展開が不十分なのかファイルが見付からなかったり,これが多かったが スタンダードモード:MS-DOSエクステンダ外のエラーです なるエラーが出て止まる.PC が速すぎるのが問題なのかもしれない.なんとなく,FILES,BUFFERS を多めにしておくと止まり難いように思う.(後は,Linux よりも Win 環境のほうが良さげ)
上手く入ったらそれなりに動く.でも最初に Win95 のロゴが出て次に Win3.1 のロゴが出るのは変なかんじ.

Win3.1 が入れば Flappy は簡単に入る.WING.DLL も問題ない.SB16 のドライバを入れれば音も出る.ハードの設定はデフォルトの I/O 0x220,IRQ 5.動きがひっかかるような時は全画面モードで.
昔のゲームだが,今でも十分におもしろい.そうそう,昔 200 面までクリアしたんだよな... 1999 年か.OS は Win95/98 だったようだ.


PC-DOS7 でもインストールしてみた.CONFIG.SYS は以下のとおり.

files=40
buffers=20,0
dos=high,umb
stacks=9,256
device=\himem.sys
country=081,932,\country.sys
devicehigh=\$font.sys /p=\  (インストール時は device= のほうがいいかも
devicehigh=\$disp.sys  (同上
rem device=\$ansi.sys

キーボードドライバが入ってないが,106 キーで使うときは,フリーの jis_a01.com をロードしていたようだ.もっとも,Win が起動してしまえばキーボードドライバは Win のものを使うし,インストールのときだけ我慢できればどうでもいい話だ.
こっちで必要なファイルは IBMBIO.COM IBMDOS.COM COMMAND.COM CONFIG.SYS $ANSI.SYS $DISP.SYS $FONT.SYS COUNTRY.SYS HIMEM.SYS $JPNHN16.FNT $JPNHN19.FNT $JPNZN16.FNT ぐらいか.この $JPNZN16.FNT が非常に綺麗で,pcf フォントに変換して長く使っているんだよな.
入れてみると少々起動が遅いものの,こちらのほうが安定しているように思う.


ここまで来たら,ということで英語版の Win3.1 も入れた.英語環境で入れればいいので,CONFIG.SYS は HIMEM.SYS の行まででいい.英語版はずいぶんと安定して入る.ユーザの数の差かねえ.


そうそう,ひとつ困ったことがあった.日本語 Win を入れる途中で,ユーザ名を入れる画面があるのだが,そこではカナキーが押された状態になっているのだ.101 キーボードでカナを解除するのってどうやるんだ?
CTRL + Shift + CapsLock らしい.思いつかんわ,そんなの.
いろいろ試したが,直らないなあ.ゲームするには十分だが,文字入力はできんな.

2011年2月11日金曜日

plone 4.03 インストール

web の管理をするのに,ローカルで CMS 的なものを動かして外向きにはそこから作った static な html を見せるようにしたら楽かなあ,とか思ったのでちょっと調査してみた.ところ,それなりに好みに会いそうに思ったのが plone だった.

opensouce だし debian なら apt で入るだろう,と考えていたのだが,パッケージはなくなっていた.うーん,と思いつつインストール記をググっていろいろやるが (ってのは zope を入れて plone を入れて... みたいなこと) なんだか上手くない.
さらにググっていると squeeze のリリースノートの 4.9. 時代遅れ (Obsolete) のパッケージ にあたった.そこには Unified Installer for Linux を使ってほしい、という開発者の要求に従って 削除された,とある.Unified Installer ... ってのは上でコンパイルしたパッケージのようだが,何か違うの?
そっちでググると Unified Installer 3.2.1 README.txt 日本語版 に当たった.これによれば,Unified Installer を入れれば,plone 用の zope やら python やらをまとめて (システムのものとは別に) インストールしてくれるらしい.
そういえばどこかで「バージョン依存性が高く面倒」みたいなのを見たが,その解決策が Unified Installer ということか.そこで前のを全部消して,Unified Installer だけ入れる.tar ball を展開して,

sudo ./install.sh --target=/opt/Plone standalone

とやる.最初に libssl-dev とか zlib-dev とかを要求されたが,その後はすんなり終了.管理ユーザをパスワードが勝手に生成されて表示されるので忘れずに記録,さらに /opt/Plone/zinstance/README.html を見ろ,と言われる.

それによれば,まず instance を作成して... instance って何?
instance ってのは,データやらツールやらをまとめて入れて置くところらしい.今コンパイルしたのをコピーして動かすってことかな?デフォルトでは /opt/Plone/zinstance にコピーまでは済んでいるとのことなので

$ sudo vi /opt/Plone/zinstance/buildout.cfg
$ sudo /opt/Plone/zinstance/bin/buildout

として初期設定とその反映をしてやる (のだと思う)
ここまで来たら起動できる.起動と終了は

$ sudo -u plone /opt/Plone/zinstance/bin/plonectl start
$ sudo -u plone /opt/Plone/zinstance/bin/plonectl stop

とやる.plone というユーザは,Unified Installer が作ってくれている.
起動したところでデフォルトの 8080 port にアクセスすると,どうやら起動してくれているようだ.

2011年1月7日金曜日

tips: VirtualBox

例えば OS の選択肢から "opensuse (64bit)" 選べば 32 bit ホストでも 64bit ゲストが動く.