2011年2月11日金曜日

plone 4.03 インストール

web の管理をするのに,ローカルで CMS 的なものを動かして外向きにはそこから作った static な html を見せるようにしたら楽かなあ,とか思ったのでちょっと調査してみた.ところ,それなりに好みに会いそうに思ったのが plone だった.

opensouce だし debian なら apt で入るだろう,と考えていたのだが,パッケージはなくなっていた.うーん,と思いつつインストール記をググっていろいろやるが (ってのは zope を入れて plone を入れて... みたいなこと) なんだか上手くない.
さらにググっていると squeeze のリリースノートの 4.9. 時代遅れ (Obsolete) のパッケージ にあたった.そこには Unified Installer for Linux を使ってほしい、という開発者の要求に従って 削除された,とある.Unified Installer ... ってのは上でコンパイルしたパッケージのようだが,何か違うの?
そっちでググると Unified Installer 3.2.1 README.txt 日本語版 に当たった.これによれば,Unified Installer を入れれば,plone 用の zope やら python やらをまとめて (システムのものとは別に) インストールしてくれるらしい.
そういえばどこかで「バージョン依存性が高く面倒」みたいなのを見たが,その解決策が Unified Installer ということか.そこで前のを全部消して,Unified Installer だけ入れる.tar ball を展開して,

sudo ./install.sh --target=/opt/Plone standalone

とやる.最初に libssl-dev とか zlib-dev とかを要求されたが,その後はすんなり終了.管理ユーザをパスワードが勝手に生成されて表示されるので忘れずに記録,さらに /opt/Plone/zinstance/README.html を見ろ,と言われる.

それによれば,まず instance を作成して... instance って何?
instance ってのは,データやらツールやらをまとめて入れて置くところらしい.今コンパイルしたのをコピーして動かすってことかな?デフォルトでは /opt/Plone/zinstance にコピーまでは済んでいるとのことなので

$ sudo vi /opt/Plone/zinstance/buildout.cfg
$ sudo /opt/Plone/zinstance/bin/buildout

として初期設定とその反映をしてやる (のだと思う)
ここまで来たら起動できる.起動と終了は

$ sudo -u plone /opt/Plone/zinstance/bin/plonectl start
$ sudo -u plone /opt/Plone/zinstance/bin/plonectl stop

とやる.plone というユーザは,Unified Installer が作ってくれている.
起動したところでデフォルトの 8080 port にアクセスすると,どうやら起動してくれているようだ.